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清掃工場だより 2月号

東・西側改修工事について」 

 現在の多摩清掃工場は以前あった清掃工場(昭和四十八年竣工)を建て替え、同じ場所に二期目の施設として建設されたもので、焼却棟(平成十年竣工)、管理棟(平成十四年竣工)、不燃・粗大ごみ処理棟(〃)、リサイクルセンター(〃)の4施設からなっています。 
 建てられてから19年近くになる焼却棟の外壁は老朽化の影響が見過ごせない状況になってきましたので、平成27年度建築設備劣化診断の調査結果に基づき、取り分け傷みが進んでいる東側と西側の外壁改修として、高圧洗浄、フッ素樹脂塗装、吹付タイル塗装、シール打設、クラック補修、タイルの破損及び浮き発生箇所の張替等を行っていきます。 
 昨年末にはクレーン車も使い、6階屋上まで16段、一部では18段目まで組まれた足場、その他にも屋上からゴンドラが吊り下げられた所もあり、このコラムを執筆中の現在、私にはとても怖くて作業はできないなと思う高所で作業されている人の声とタイルを叩く音が聞こえるくらいで、ほとんど騒音もなく、粛々と工事が進んでおり、3月までには完了する予定です。 
 なお、今年度は予算の都合上、改修工事ができなかった北側と南側の外壁についても老朽化が進行してきていますので、来年度には同様な工事を行っていきたいと考えています。