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「清掃工場とイチゴの甘い関係」
タイトルを見て意味が分からない人も多いかと思いますが、その二つには甘い関係があり、今後もっと甘くなる可能性があります。
3月に地元の皆様と隣の清掃工場である町田市バイオエネルギーセンターに見学に行った際、お話を聞くことができました。ごみの燃焼ガスに含まれる二酸化炭素(C02)を使ってイチゴを温室栽培するという実証実験を行ったとのことです。詳細は省きますが、1個あたり、15%大きなイチゴができ、CO2削減効果もあるということです。
考えてみれば、清掃工場には排ガスでCO2が出るし、排熱もあるので、それを利用した温室に適しているといえます。さらに電気も作っているし、土地も広いし、搬出する道路なども整っているから農業に適しているといっても過言ではないかもしれません。
近い将来、イチゴだけでなく、様々な野菜や果物が清掃工場ブランドとしてスーパーに並ぶ日が来るかもしれませんね。