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清掃工場だより 1月号

 

 

 「ごみ減量といえば・・・」
             
 
 今年の5月に元号が変わります。改元が決まってから「平成最後の○○」という言葉をよく聞くようになりましたが、直近では「平成最後のお正月」でしょうか。
 お正月といえば、色々なところで美味しいものを食べる機会があるかと思いますが、なかには食べきれずに残してしまうことも・・・。
 生ごみは可燃ごみの中でも全体の重量の約3分の1を占めます(多摩市ごみの組成分析より)。
 生ごみを減らすためには、生ごみ処理機やダンボールコンポストを使うなどの方法もありますが、まず私たちが簡単にできることは、作った(出された)ものは食べきること!「一口くらい残しても」と思っても、みんなが残せば膨大な量になってしまいます。
 また、紙類も毎日たくさん出ますが、ほとんどの人はリサイクルのため分別して資源の日に出していると思います。でも、紙類を出さない方法もあります。例えば、携帯電話やクレジットカードの請求書などは、郵送をやめてインターネットで確認するようにすれば、紙が発生しないのでリサイクルのため分別したり個人情報を気にする必要もありません。最近では、新聞を取らずにニュースはインターネットで確認という人も多いかもしれません(これはごみ減量ではなく節約!?)。
 ごみ減量といって思いつくのはリサイクルかもしれませんが、リサイクルにもエネルギーとコストがかかります。リサイクルの前に、まずはごみを発生させないことを考えてみるのもよいのではないでしょうか。